車、オートバイ、時計、ファッション、携帯電話にいたるまで全ての趣味に共通したテーマは「他人とは違う自分だけのオリジナルを持ちたい」という一言に尽きると思います。

特にコレクターと呼ばれる方々は自分の抱くイメージに近づけるための時間や情熱を惜しみません。

雑誌のリポートで特集された「あの銃」に外観を近づけたい。多くのユーザー様はそのための部品を探されています。

 

 最近の玩具銃はどのメーカー様も非常に完成度の高いものになっています。

ただ、コストや生産性の関係でトリガーやセフティといった部品は亜鉛ダイキャスト等の鋳造品が付属しています。これは実銃のメーカーでも同様で、一部のカスタムパーツメーカーを除きほとんどの部品は材質こそ違え鋳造品です。

もちろん強度等の作動上、使用上の不都合はないでしょう。

 ただし、美観と言う点においては工作機械で一つ一つ削り出した部品にはかないません。

また、精度という点においても同様です。

 

たった一つの小さなパーツでも、いつまでも眺めて飽きない美しさ、無加工で組み込めピタリと隙間のない嵌め合い、カッチリとした作動...一度手にすると他のものには換えられない喜び。

私達はその価値を理解いただけるユーザー様に満足いただけるよう、あえて贅沢なCNCマシンによる高精度部品製作という道を選びました。

 

大量生産された“玩具”を“コレクション”に変身させる。成熟した大人の趣味の世界ならではのこだわりを形にするべく、アンビルはスタートします。

 

今後は東京マルイ様をはじめ、各玩具銃メーカー様のドレスアップパーツを、出来る限りオリジナルに忠実に製作していきたいと考えております。